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有限要素法のフリーのソフトウエア を試す

CAEで使われるフリーの有限要素法(FEM)ソフトウエアであるCalculixやOpenfoamを使ってみようとチャレンジしてたその足跡を残す。。。ついでに他のフリーソフトや商用ソフトの無償版にも手を出してみる。

NX Nastran with FEMAP 減衰入力方法その2(静解析屋さんのための動解析FEM講座136)

ではまず

オーバーオール構造減衰係数から入れて見ましょう。

対数減衰率は

δ=0.1054

でした。

減衰比はそれを2π、つまり6.28で割ります。

ζ=0.1056/6.28=0.016769

Nastranで入れる係数は、その2倍なので

0.016769x2=0.033538

この値を

オーバーオール構造減衰係数

にいれます。


次にシステム減衰周波数ですが、

この解析では1次の自由振動が分かっているので、その固有振動数

419Hz

を入力します。

なお、Nastranのテキスト入力では角振動数を入力しますが、これはFEMAPがキチンと変換してくれるので大丈夫です。

念のため.datファイルを見てみると、

PARAM,G,.033538
PARAM,W3,2632.655

と2πかけた値に変換されています。。

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テーマ:宇宙・科学・技術 - ジャンル:学問・文化・芸術

  1. 2011/07/05(火) 22:46:22|
  2. 解析講座
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